漢検、遥か1級までの道のり。


ただいま準2級。そろそろ2級受験ですが、じっくりと勉強に取り組んでます。

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部首あれこれ

部首の基礎知識

漢字は部品に分けることができ、その漢字の主要部分を部首と読んでいます。部品は、その配置される位置により編(へん)左側、旁(つくり)右側、冠(かんむり)上側、脚(あし)下側、垂(たれ)上左、繞(によう)左下、構(かまえ)三方以上、などと分けることができます。それぞれ部品で部首となっている例をあげると、衤(ころもへん)、彡(さんづくり)、艹(くさかんむり)、儿((ひとあし)、疒(やまいだれ)、廴(えんにょう)、匚(はこがまえ)などがあります、実際はもっと複雑怪奇な面もあり、それは、部首というモノが漢字を分類するために、便宜的に作られたものであり、歴史的な経緯も加わっており、辞書によってもその分類は違っています。そんな理由もあり、漢字検定の部首は、「漢検要覧2〜10級対応」収録の「部首一覧表と部首別の常用漢字」によると、採点基準において決められています。辞書を頼りに部首を覚えると間違えることもあるので、ご注意ください。

そのまま部首となる漢字一覧

部首は200種に分類されており、そのうち以下の130種はそのまま漢字として使用されています。つまりは問題に出たら、そのまま書くだけです。これは、知らなくてはどうにもなりません。
 
一乙二人入八刀力十又口土士夕大女子寸小山川工己干弓心戸手支文斗斤方日月木欠止比毛氏水火爪父片牛犬玄玉王瓦甘生用田白皮皿目矛矢石示穴立竹米糸缶羊羽耳肉自至舌舟色虫血行衣西見臣角言谷豆貝赤走足身車辛里麦金長門雨青非面革音風飛食首香馬骨高鬼竜魚鳥鹿麻黄黒歯鼓鼻

※赤字は2級配当漢字ですので、準2級の方は覚えなくても大丈夫です。簡単な字がほとんどなんですけどね。

その要素が含まれれば、必ず部首となる部首

ややこしい言い回しですが、要するにこれがあれば、それが部首ということです。フォントの関係上、部首らしくない形の文字もありますが、詳しくは漢字要覧などで確認してください。偏(へん)構(かまえ)などの呼び方は、上記「部首の基礎知識」をご参照ください。

<偏(へん)>

土(つちへん)   女(おんなへん)  子(こへん)
山(やまへん)   巾(はばへん)   弓(ゆみへん)
彳(ぎょうにんべん)忄(りっしんべん) 扌(てへん)
日(ひへん)    牛(うしへん)   田(たへん)
𤴔(ひきへん)   目(めへん)    矢(やへん)
石(いしへん)   立(たつへん)   糸(いとへん)
虫(むしへん)   角(つのへん)   言(ごんべん)
豸(むじなへん)  𧾷(あしへん)   車(くるまへん)
里(さとへん)   金(かねへん)   酉(とりへん/ひよみのとり)
阝(こざとへん)  革(かわへん)   飠𩙿(しょくへん) 
馬(うまへん)   骨(ほねへん)   魚(うおへん)
歯(はへん)

<構(かまえ)>

匚(はこがまえ)  匸(かくしがまえ) 囗(くにがまえ) 
弋(しきがまえ)  行(ぎょうがまえ)

<繞(にょう)> 

廴(えんにょう)  走(そうにょう)  疒(やまいだれ)

<冠(かんむり)> 

穴(あなかんむり) ⻗(あめかんむり) 癶(はつがしら)

<旁(つくり)>

卩(ふしづくり)  斤(おのづくり)  阝(おおざと/旁)
斗(とます/旁)
<脚(あし)>
㣺(したごころ/脚)皿(さら/脚)   ⽰(しめす/脚)
虫(むし/脚)

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